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国指定史跡とは?
2018年(平成30年)10月15日、直方市石炭記念館 本館(旧筑豊石炭鉱業組合直方会議所)及び救護練習所模擬坑道(直方市)が「筑豊炭田遺跡群」として、三井田川鉱業所伊田坑跡(田川市)、目尾炭鉱跡(飯塚市)と共に、文化財保護法に基づいて国指定史跡となりました。
文化財保護法とは、文化財の保存、活用と国民の文化的な向上を目的とする法律です。また、史跡とは、貝づか、古墳、都城跡、城跡、旧宅その他の遺跡で我が国にとって歴史、学術上価値の高いものを指し、国や自治体によって指定されるものとなっています。
旧筑豊炭田の経営者たちによって開設され、今年で110年の節目を迎えます。
会議室では、石炭輸送問題、鉱山保安問題、採炭制限による単価調整等々を討議していました。明治から昭和にかけて日本の近代化を支えた、筑豊における石炭産業の指揮所だったのです。
また、救護練習所模擬坑道は、1912年(明治45年)に筑豊石炭鉱業組合により建造された施設で現在残っているものは1920年(大正9年)につくられたものです。1968年(昭和43年)までの間、数多くの救護隊員を養成しました。

直方市石炭記念館には、当時使用していたドイツ製ドレーガー式救命器(酸素呼吸器)が展示されています。このように、直方には近代の歴史上、貴重な施設が現存しています。
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【開館時間】9:00~17:30(入館は17:00まで)
【休館日】毎週月曜日(祝日の場合は開館)12月29日~翌1月3日
〒822-0016 福岡県直方市大字直方692-4
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