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「手でふれてみる世界」上映会
2024-06-22
「手でふれてみる世界」上映会

ユニバーサル・ミュージアム展プレ企画「手でふれてみる世界」の上映会を行います。
●日時:6月22日(土)14:00~16:00
●会場:ユメニティのおがた小ホール
●料金:一般 500円、中学生以下無料(要事前申込)
※料金は当日受付での精算となります。
※障害者手帳をお持ちの方と介助者1名無料
●お申込・お問い合わせは直方谷尾美術館 Tel.(0949)22-0038 まで

※目の不自由な人も、耳の不自由な人も、誰もが安心してご視聴いただけるよう、言葉による映像の解説(音声ガイド)、日本語字幕付き。
※上映時間は60分です。上映終了後、広瀬浩二郎(国立民族学博物館教授)さんによるアフタートークを予定しています。

☆この映画について(「手でふれてみる世界」公式HPより)
 イタリア・マルケ州アンコーナに暮らす、視覚に障害を持つアルド・グラッシーニと妻のダニエラ・ボッテゴニ。芸術を愛し、80カ国以上を旅して、それぞれの文化が生み出してきたもの、自然や生きものに手で触れながら世界と出会ってきた。しかしながら、どの国を訪れても、美術館で作品を鑑賞することだけは困難だった。美術作品を後世に残すため収集、保存、公開する美術館と呼ばれる場所では、ガラスケースや柵越しに作品を見ることに重きをおいた、「視覚優位」の活動が行われているからだ。ならば自分たちで、見える人も見えない人も、ともに美術作品に手で触れて鑑賞できる美術館をつくろうと、夫妻は自ら行動し、「オメロ触覚美術館」を創設する。1993年にマルケ州の支援によって開館したこの美術館は、1999年にはイタリア議会の承認を受け国立の美術館となり、子どもから大人まで、視覚に障害がある人もない人も訪れる、すべての人に開かれた美術館となった。そこで働く人、訪れる人、かかわる人々は、「美術館とは何か」を静かに語りかけてくる。
日本で長年に渡り美術館運営に携わってきた監督は、オメロ触覚美術館の存在、その活動に心動かされ、この世界の断片を多くの人に伝えたいという思いからカメラを手に取った。「手でふれてみる世界」をテーマに、触れることが困難なコロナ禍の下でイタリアへ通い、見えてきたものとは。

☆「手でふれてみる世界」チラシ 音声ガイド(視覚障害のある方向け)
☆「手でふれてみる世界」公式HP 
☆「ユニバーサル・ミュージアムーーさわる!触の大博覧会」紹介映像 (国立民族学博物館(2021)
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